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05/07 2025 Wednesday

大阪精神科病院協会会員交代挨拶(定例会議2025年5月7日)


日精協の委員会で、いつまで親父が出てくるんだという輩がいると聞いていて、いつか辞めようかとは思っておりました。私は87年から院長理事長であったので当協会の会員になりました。協会の理事、副会長にしていただきましたけれども、当時日本精神科救急学会の理事もしていて、特に学会理事長になった後は、当協会の副会長は退いて平理事となりました。現在は当協会の名誉会員にしていただいたので今後もこのような会の出席は可能とは聞いています。医療観察法ができて20年となる今年、このままではいかんという思いがあり、いつも申し上げてはいるんですけれども、3~4ケ月ごとの医療観察法の会のある時には出させてもらおうとは思っております。
日精協の会員も当然降りるわけですけれども、「災害医療部の会は残れ」、まあDPATのことですね、と言われて一応残りますけれども、ほかにしたい方がおられれば私は喜んで退きますので、担当副会長の野木先生におっしゃっていただければと思います。
私にとっては、拘束の問題は強い関心があって、スタッフ数、なかんずく指定医数が少ないのに無拘束を推進するという厚労省の方針には疑問があって、会員の皆さんと調査して、3年前に最新精神医学に、また昨年はIMJに掲載されました。これらの論文は、私にとって誇りであり、論文賞も頂けたことは名誉です。ご協力ありがとうございました。
今後これまで通り、本院と分院の外来は患者さんが来てくださる限り、あるいは私の体がもつ限りはやるつもりではおります。
昨年までは栃木県の病院の救急輪番日に毎月当直に行っており、急性期治療病棟が認可されることで退きましたが、現在も愛知県の病院には救急当番日には当直に行っております。
皆さんの病院で救急当番が必要あればお手伝いさせていただきます。ただ、救急当直にお呼びいただいても必ずしもベッドを埋めるには私は役立たんかも知れませんが、病院を活発にするには役立つと自信を持っております。また救急だけでなく、ISOの取得、あるいは私はサーベイヤーを一応しておりますので病院機能評価についてもお手伝いの必要があればお呼びください。
今後ますます大精協が日精協だけでなく日本の精神医療の牽引力になることを信じております。また私ども北斗会も現理事長を中心として頑張ると思いますので今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。